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営業の「かもしれない」とは!?②
2014年07月25日
今週の『拝啓 経営者様 本音ブログ』は前回に引き続き、
営業の「かもしれない」
をもう少し深く考えていきたいと思います。
前回のブログでは、
クロージングが阻害されるかもしれないリスク
クロージングが遅延するかもしれないリスク
について述べました。
「リスクを想定」するのは「対策」を打つためのアプローチである、
ということでしたね。
今週はもう一歩踏み込んで考えていきます。
ちなみに・・・、
「リスクを想定」して、「対策」を打つのは何のためでしょうか?
この質問をすると、
「クロージングするため」
という回答がほとんどです。
しかし、
「クロージングするため」
だけでは不十分です。
「最短期間でクロージングするため」
が正解なんです。
この「最短期間」という考え方をしっかり認識している営業パーソンは、「リスクの想定」も、その「対策」もアンテナが高いと言えます。
なぜだかお分かりでしょうか?
「最短期間」の考え方を持つ営業パーソンは、
「最短のクロージングプラン」を立てる、
ということを自然とやっているからです。
要は、
「1日でも早く受注できればいいなぁ~」ではなく、
「最短で受注できるとしたら〇月〇日だな」という思考を持っている、
ということです。
そして・・・、
自分が想定する最短の受注日から逆算して、
いつまでに、
何を明確にし、
何をクリアしなければならないか、
を考え、自分のアクションへと落とし込んでいるのです。
今回のブログでお伝えしたかったことは、
この「クロージングプランを創る」ことの重要性です。
クロージングプランを創るときのポイントは、
「最短で受注するためのタスク」を明確にする、ということです。
このとき、タスクはお客様側にも発生しますよね。
稟議申請や社内ネゴシエーションなど、
「お客様側に動いてもらわなければならないタスク」
が必ず存在するはずです。
従って・・・、
「クロージングプランを創る」ということは、
自分の思い込みだけで創っても意味がない、
ということになるのです。
では、どうすれば良いのか?
答えは、
テストクロージング
です。
クロージングプランを策定する際の最も重要なアクションが、
テストクロージング
というアプローチになるのです。
少し長くなりそうなので、
テストクロージングを中心とするここから先の話は次週に譲りますね。
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