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仕事した気になっている!?⑦
2014年06月20日
全6回に渡って「仕事した気になっている!?」をテーマにしてきました。
BtoBビジネスを軸に、
「営業マンのリソースが何に使われるのか」を大きく以下の5つに分類し、
①ビジネスチャンス(案件)を創出するための活動
②創出された案件商談を受注するための活動
③社内報告資料、会議資料作成のための活動
④会議、ミーティングなどの活動
⑤受注後の事務処理・手続きなどに対応するための活動
それぞれの活動の中に潜む「ムダ」について言及してきました。
まだまだ本シリーズを掘り下げていきたい気もしますが、一旦、今回で完結にしたいと思います。
ということで・・・、
今回は「仕事した気になっている!?」のシリーズの纏めとなります。
本シリーズの各回では、いろいろと細かい話をしてきましたが・・・、
要は何を言いたかったのかというと、
「ムダなことに営業パーソンの貴重なリソースが奪われることの無いよう『継続的な改善』に取り組んでいきましょう」
ということです。
そして、
「改善の第一歩は、現在の『当たり前』に疑問を持つこと、行動に移すこと」
ということです。
ムダだと感じているのに、誰も何も言わない
ムダだと感じているのに、誰も何も言えない
放っておくと・・・、
ムダだと感じていることが、当たり前になってしまう
それが続くと・・・、
ムダなことでも、仕事した気になってしまう
そして・・・、
「リソースが足りないから人を増やしてほしい」と言い出す
人を増やす前に「改善」です。
組織の硬直化は、「改善」から目を背けることから始まってしまう、ということを忘れないでくださいね。
本シリーズは、稲盛和夫さんの言葉で締めくくりたいと思います。
「創造的な仕事とは、高度な技術を開発するということばかりではない。今日よりは明日、明日よりは明後日と創意工夫をこらし、改良、改善を積み上げていくことである。一人ひとりが自分の持ち場で、もっと能率の上がる方法はないか、昨日の欠点をどうしたら直せるか、考える習慣をつけることだ。」
納得です。
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決算御礼