明日からゴールデンウィークですね。

飛び石連休ではありますが、長い方だと11連休、もしかしたら16連休！？という方もいらっしゃるかも知れません。

いずれにしても各々のゴールデンウィークを楽しんでくださいね。

残念ながら私にはあまり関係なさそうです・・・。

さて、今回は「安定」について述べたいと思います。

「安定した会社」

「安定した職業」

「安定した収入」

この「安定」というのは時代を問わずとても人気があると思います。

そして、

「安定」することを望み、

「安定」しないことに不安を覚える、

といった方も少なくは無いのではないでしょうか。

しかし・・・、私は思うのです。

「安定とはいったい何なのだろう？」と。

「そもそも、そんなものあるのだろうか？」と。

以前のブログ にも書きましたが、

人間には「変化を嫌うDNA」が組み込まれています。

ということは・・・、

「安定」の反対を「不安定」だとすると、

「不安定」とは「変化すること」ということになると思います。

もしそうなら・・・、

「究極の安定」とは「変化しないこと」ということになります。

・・・・・。

そんなのあるわけないですよね。

地球上に存在する生きとし生けるものの全てが、想像もできないような長い時間をかけて変化してきました。

その集大成が「現在」です。

ということは、極端なことを言うと、100年後、1000年後、10000年後の地球が、現在と同じなわけがありません。

地球の産物である人間はこの運命を逃れることはできません。

つまり、人間を取り巻く環境も、その人間が集まって作った企業を取り巻く環境も、必ず変化する、ということです。

若い方、或いは若くなくても何か志がある方の中には、

「自分がやりたいことをやるために今の会社を辞めるべきか・・・」

それとも、

「現在の安定を守るために会社を辞めないべきか・・・」

というテーマで悩んでおられる方もいらっしゃるかも知れません。

私は思います。

「どっちを取っても安定などしない」と。

別の言い方をすると、

「どっちを取ってもリスクがある」と。

「だから安心して自分が好きな方の道を選んでください」

ということなんです。

「本物の安定」は、「不安定を受け入れる」ところからスタートする。

「不安定が当たり前」だと思うことができれば、「自分の好きな道」に進むことができる。

私はそう思うんです。

そして、いつも自分に言い聞かせていることがあります。

「いつだってゼロからやり直せる。だから今の自分にできることに集中しよう」

こう思って生きていると、自分でも信じられないぐらい心が安定するんですよね。

そして、自分を支えてくれる方々に感謝の気持ちが湧いてきます。

そして、心から言えるんですよね。

「いつもありがとうございます！」って。