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顧客目線で考える!?
2014年04月18日
4月16日にMCネクスト主催の「SFA・CRM活用セミナー」を開催しました。
多くのお申し込みを頂戴し、集客段階で会場を倍の広さの会議室へと変更したにも関わらず、おかげ様で満員となりました。
ご来場いただいたお客様には心より感謝いたします。
ありがとうございました。
ちなみにこのセミナーは、2ヶ月に一度の頻度で開催しています。
今回のセミナーに参加できなかった方は、次の機会には是非ともご参加いただければ幸いです。
ところで・・・、
毎日のように日本中のどこかで何らかのセミナーって開催されていますよね。
このブログをお読みいただいている方々には、
「私は過去に“セミナー”なるものに参加したことは1度もありません」
という方は一人もいらっしゃらないと思います。
もちろん、私もこれまで沢山のセミナーに参加してきました。
その中には、とても参考になるセミナーもありましたし、正直時間の無駄だったと思うセミナーもありました。
しかし、これまで参加したセミナーには一つだけ共通点がありました。
その共通点とは・・・、
最後にアンケートを書かされる、でした。
しかもそのアンケートは、
質問1.今回のセミナーは参考になりましたか?
①大変参考になった
②参考になった
③どちらでもない
④あまり参考にならなかった
⑤参考にならなかった
といった選択肢のものが複数あり、感想や質問などを書き込む欄が最後の方に設けられている、というのがほとんどでした。
私は最後に要求されるこのアンケートにいつも嫌気がさしていました。
それは何故か・・・?
まず、何よりもこの手の選択形式のアンケートは、「受講者側の立場から見れば何の価値も無い」と思うからです。
ハッキリ申し上げて、「主催者側の自己満足以外の何物でもない」と思うのです。
そのアンケートに付き合わされる・・・。
そうでなくてもセミナーを受講して疲れているのに・・・。
後日、営業の電話がかかってくるときの材料にされるだけなのに・・・。
無駄なセミナーだと思ってもお茶を濁すような回答しかしないのに・・・。
ちなみに何故「自己満足」だと思うのかというと、実はサラリーマン時代にセミナー講師をした際、同じようなアンケートを回収していたからなんですよね。
会社の方針だったのですが、心の中では「お客さんに申し訳ないな・・・」という気持ちがありました。
顧客目線で考えたらこれはマイナスだな・・・と。
だから、自分が方針を決めることのできるセミナーでは、同じことは絶対にしない、と心に誓い、MCネクスト主催のセミナーでは、最後にアンケートを書いていただくのをやめることにしたのです。
その代り、翌日に参加者の方々に「セミナー参加のお礼メール」を送付し、そのメール文の中に、アンケートとしてお聞きしたい事項を記載するようにしました。
セミナーの最後にそのことを受講者の方々へ告知します。
「気が向いたら返信ください」と一言付け加えて・・・。
確かに、アンケート用紙を配布して、その場でアンケートに回答していただくのと比べると、回収率は下がります。
しかし、メールを返信くださりアンケートにまで回答いただけるお客様は、フォローに値する質の高いお客様が多いのも事実です。
返信メールを長文で頂戴するお客様もおられます。
そのお客様に関する貴重な情報を把握することができるため、直接お話ししたことがなくてもメール上で深いコミュニケーションを取ることができる、ということも少なくはありません。
顧客目線から「アンケート用紙の配布・記入の依頼」をやめた結果、受講者から「貴重で濃密なアンケート回答を得ることができた」という成果を得たのです。
顧客目線で考えて改善したことが、
結果として自社に成果をもたらす。
この善循環こそがビジネスの本質だと思うのですが、いかがでしょうか?
「顧客目線」
大切にしていきたいですよね。
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