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企業の成長が生み出す営業マネジメントの課題とは!?②
2015年04月07日
すっかり春ですね。
外を歩くのが本当に心地よい季節です。
一方で、花粉症に苦しんでおられる方も多いと思います。
私も強度の花粉症です。
そして、ひどいときには鼻腔にポリープを誘発してしまいます。
実はついこの間まで「味も匂いも全く分からない状態」が2ヶ月ほど続いていたんですよね。
何を食べても味がしない
何を飲んでも味がしない
過去にも何度かこの症状が出ていたのですが、さすがに限界だと思い、病院に行って薬を飲んだらスッキリと直りました。
そして、味覚が戻った状態で久しぶりに美味しいモノを食べたのですが、しみじみと「美味の幸せ」を感じてしまいました。
美味しいモノを食するのって、こんなにも幸せなことなんですね。
「当然」のことが
「当然」ではなくなったとき
「当然」の有り難さが分かるものなんですね。
日々の生活を取り巻く「当然」に改めて感謝したいと思います。
それでは今週の「SFA・CRM本音ブログ」に入っていきましょう。
前回のブログから、
「企業の成長が生み出す営業マネジメントの課題とは!?」と題する新しいシリーズをスタートさせました。
「企業の成長はあらゆる変化を生み出す」ということをお伝えし、営業マネジメントという観点から考えた場合、この変化には次のような3つの軸がある、ということをご説明しました。
①人員面の変化
②営業面の変化
③管理面の変化
更に、成長の壁にぶつかり、頭打ちになってしまう企業に共通してみられる要因についても言及しました。
・成長に起因する変化に対応しなかった
・マネジメントが現場の力技で行われてきた(刹那的マネジメント)
そして、まず最初に「①人員面の変化」について掘り下げ、その変化のポイントとして次の2つを取り上げました。
(1)営業人員が増える
(2)営業マネージャーが増える
今週は前回の続きとして、上記2つの側面で変化が生じたにも関わらず、これまでの刹那的マネジメントを継続してしまった場合、営業マネジメントの現場でどのような弊害が生じるのかについて考えていきたいと思います。
(1)営業人員が増える
企業の成長に伴って営業リソースが足りなくなってしまい、その対策として人員増強を図る、というのは自然な流れですよね。
ちなみに個人の能力に依存した力技の営業マネジメント(刹那的マネジメント)が通用するのって、部下が何人ぐらいまでと言われているかご存知ですか?
一般的には、力技のマネジメントは3名~5名が限界だと言われているんですよね。
これはマネジメントに限界が生じてしまい、
「戦略の実行状況」や「営業の活動状況」が見えなくなる、
ということですね。
その結果、どのような課題が引き起こされることになると思いますか?
そうです。
マネジメントが機能しなくなるということは、プロセスが見えなくなる、ということなので、次の2つの課題を誘発してしまうんですよね。
『営業の属人化』
『結果のみの管理』
何も難しく考える必要はありません。
これって至極当たり前のことですよね。
マネジメントが機能しなければ、
プロセスは本人任せになってしまいますよね。
プロセスが見えなければ、
結果だけを見て判断せざるを得ないですよね。
まだまだ書きたいことがあるのですが、少し長くなりそうなので続きは次週に譲りたいと思います。