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SFA・CRMを活用したマネジメントの差別化とは!?②
2015年01月13日
年末年始を挟んだために本シリーズは約1ヶ月ぶりとなりました。
少々間が空いたためしっかりと振り返りを行いたいと思います。
前回は「SFA・CRMを活用したマネジメントの差別化」をシリーズ化するにあたり、その大前提として「マネジメントの定義」を以下のように分類しました
(1)組織マネジメント(上司が部下をマネジメントする)
(2)セルフマネジメント(自分自身をマネジメントする)
(3)情報マネジメント(保有する情報のマネジメント)
そして、
ビジネスモデルを大きく2つに分類した上で「営業活動の基本」を以下のように表現しました。
①顧客が固定的で、ルート営業に近いビジネスモデル
アプローチすべき顧客に
アプローチすべきタイミングで
アプローチすべき営業活動を展開していくこと。
②新規・既存を問わず、提案案件を次から次へと創出するビジネスモデル
アプローチすべき顧客をターゲティングし
予算達成に必要となる見込案件を創出し
しかるべきプロセスを経てこの見込案件をクロージングしていくこと。
その上で、
「行動すべきこと」に対して実際に「行動できているのか」、それとも「行動できていないのか」をマネジメントすることの重要性について述べました、
そして、このマネジメントは、
(1)組織マネジメント(上司が部下をマネジメントする)
(2)セルフマネジメント(自分自身をマネジメントする)
の両方の観点から実施することで「マネジメントの差別化」を実現することができる、ということでしたね。
今回も続きを述べていきたいと思います。
「マネジメントの差別化」という言葉を聞くと、
「何か特別なマネジメントの方法があるのか?」とお考えになるかもしれません。
しかしよく考えてみてください。
「何か特別な・・・」という発想が出てくるということは、
「基本的には・・・」が理解できている、ということになります。
そして、
「何か特別な・・・」を求めることが許されるのは、
「基本的には・・・」を実行に移すことができている、ということが大前提になります。
当たり前のことを当たり前に実行する(実行し続ける)ことが、「何事においても基本になる」と言っても過言ではない、ということですね。
ちなみに・・・、
「アプローチすべき顧客に対して行動できているのか?」をマネジメントする上での「基本」って何だと思いますか?
いろいろ頭の中に考えが巡って分かりにくくなってしまうかもしれませんので、少し視点を変えて考えてみましょう。
「アプローチすべき顧客に対して行動できているのか?」をマネジメントする上でのゴールって何だと思いますか?
ここは難しく考える必要はありません。
「決めたことを100%行動に移させること」がゴールといえますよね。
このことを踏まえて質問を元に戻します。
「アプローチすべき顧客に対して行動できているのか?」をマネジメントする上での「基本」って何だと思いますか?
答えは、
「アプローチすべき顧客に対して行動できていない」
という事実を正確に捉えると共に、
その事実をそのまま放置しない、です。
そして、
(1)組織マネジメント(上司が部下をマネジメントする)
(2)セルフマネジメント(自分自身をマネジメントする)
の両方の側面から徹底することこそが「アプローチすべき顧客に対して行動できているのか?」をマネジメントする上での「基本」だと言えるのです
この「基本」を愚直に遂行できるマネジメント力そのものが、「何か特別なこと」などしなくても十分に差別化になる、ということなんですね。
それは何故か?
少し長くなりそうなので、答えは次週に譲ります。
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