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SFA・CRM コンサルティングの現場から⑤
2014年07月22日
いよいよ夏本番ですね。
くれぐれも体調管理にはお気を付けください。
特に熱中症には注意したいものです。
ちなみに私は人一倍、水分を取る方なので「熱中症は大丈夫!」と思っていましたが、水分だけではダメみたいですね。
水分と同時に適量の塩分を補給する必要があるそうです。
「自分は大丈夫!」という油断に足元をすくわれないよう注意したいと思います。
それでは『SFA・CRM本音ブログ』のスタートです。
今週も『なぜSFA・CRMの導入・活用にコンサルタントが必要か?』について、弊社にコンサルティングを依頼してくる企業の共通点を掘り下げていきます。
<弊社にコンサルティングを依頼してくる企業の共通点>
・SFA・CRMの経験者が社内にいないので、専門家の助言が欲しい
・社内の組織パワーに問題があるため、外部の力を使ってプロジェクトを推進したい
・企業文化の抜本的な改革が必要な状況であり、内部主導型では難しい
・社内にSFA・CRMを活用したマネジメントのスキルを教育できる人員がいない
先週は、「社内の組織パワーに問題があるため、外部の力を使ってプロジェクトを推進したい」について述べました。
営業部の組織パワーが強い企業において、
SFA・CRMの導入を機に「営業部のマネジメントのあるべき姿」を描いて実際に営業部を突き動かしていくためには、
社内の組織パワーやシガラミに囚われない外部のコンサルタントを活用することが有効である、ということでしたね。
まだまだSFA・CRMの導入に関する認識は甘く、
「自分たちだけでなんとかなるだろう」という甘い妄想を抱いている企業が多いので引き続き本テーマを進めていきますね。
今週は、
「企業文化の抜本的な改革が必要な状況であり、内部主導型では難しい」
です。
企業文化とは、
分かりやすい表現を使うと、
社員の意識・行動面で「当たり前になっていること」 です。
「良い当たり前」であれば何の問題も無いのですが、
困るのは「悪い当たり前」です。
「当たり前」は、
長年の継続(放置)によって根深い存在となります。
そして、
「悪い当たり前」ほどその問題がより根深いものになりやすい
のです。
このことを前提にして、先に進んでくださいね。
「SFA・CRMを定着させるにはどうすれば良いですか?」
頻繁にこのような質問を受けますが、1つ注意が必要です。
それは・・・、
どうなれば「定着した」ということになるのかを曖昧にしてはいけない、ということです。
別の言い方をすると・・・、
「定着する」=「問題が改善される」でなければ意味が無い、ということです。
例えば、以下のような状況が「当たり前」になっている企業があるとします。
・顧客と接触した場合は「活動履歴」をエクセルに残すよう指示しているが徹底はされていない。
・見込案件を共有のエクセルで管理しているが、登録・更新が徹底されておらず、結局は口頭ベースで上司が部下に確認している。
この企業にSFA・CRMツールが導入された場合の、「SFA・CRMの定着」とはどのような姿でしょうか?
営業パーソンが「活動履歴」を毎日登録するようになれば、「定着した」ことになるのでしょうか?
営業パーソンが「見込案件」を登録・更新するようになれば、「定着した」ことになるのでしょうか?
本質はそこじゃ無いですよね?
このテーマは本当に重要なので・・・、
まだまだ書きたいことがあるので・・・、
次週に譲りますね。
もう一度申し上げますが、
ここ、メチャメチャ重要ですよ。
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