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SFA・CRMの活用とは!?①
2014年06月03日
前回のブログでは、
SFA・CRMの導入に関する「マイルストーン」を大きく以下の3つだと述べ、
マイルストーン①:「入力することが当たり前になっている」
マイルストーン②:「共有することが当たり前になっている」
マイルストーン③:「活用することが当たり前になっている」
SFA・CRMの操作方法をマスターすること以上に、
「なぜ入力する必要があるのか?」
「なぜ共有する必要があるのか?」
「なぜ活用する必要があるのか?」
を理解してもらうことの方が何倍も重要だということをご説明しました。
操作方法をマスターするだけで、
「入力する」ようになんて、
「共有する」ようになんて、
「活用する」ようになんて、
なるわけない、ということでしたね。
また、
「会社のルールだから入力しろ!!」
だけでも本質的なSFA・CRMの活用状態には絶対に至らない、
と述べました。
今週は、
この「会社のルールだから入力しろ!!」だけでは本質的なSFA・CRMの活用状態には絶対に至らない、について掘り下げていきたいと思います。
ハッキリと言っておきますが・・・、
SFA・CRMを定着させるためには、
スタート段階での「強制力」は絶対に必要です。
いままでの「当たり前」を打ち破り、新たな取り組みを「当たり前」にする際には、人間に限らず組織であってもストレスが発生します。
このストレスを組織として乗り越えるために「強制力」が必要になる、と言えるのです。
しかし・・・、
勘違いしてはいけません。
ここでいう「強制力」とは、
日報や顧客情報の入力、案件情報を更新すること、に「強制力」を働かせる、
ということではありません。
スタート段階での「強制力」とは、
そもそもの「目的の達成」に対して機能させるべき「強制力」ということです。
何が言いたいのかというと、
多くの企業が「手段」に対して「強制力」を働かせるあまり、そもそもの「目的」を「希薄化」させてしまっている、ということです。
特に・・・、
上意下達の傾向が色濃い文化を持つ企業で起こり得る悲劇です。
日報の入力を徹底できている企業が、SFA・CRMを活用している企業といえるのでしょうか?
案件情報の更新を徹底できている企業が、SFA・CRMを活用している企業といえるのでしょうか?
SFA・CRMは、ただ単に「定着」すれば良い、という代物ではありません。
自社のSFA・CRMは何を目的とするものか?
この質問に明確な答えが見い出せない企業は、
仮にSFA・CRMの「利用が定着」していたとしても、
「有効に活用」しているとは言い切れない、ということをお忘れなく。
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