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プロフェッショナルな本音ブログ

PDCAサイクルの本質とは!?③

2014年04月01日

いよいよ4月に入りましたね。
今週は、福岡、大阪、名古屋と立て続けに出張が入っているため、

主要都市部の桜は全部見ることができそうです。

 

 

ちなみにですが・・・、

この時期、意味もなくワクワクするのは私だけでしょうか?

何か新しいことが始まるような気持ちになるんですよね。

 

 

まっ、いずれにしても、基本は「自分にできることを真剣にコツコツやる」だと思いますので、真っ直ぐに前を見つめて歩んで行きたいと思います。

 

さて、

『SFA・CRM本音ブログ』は、

先々週より「PDCAサイクル」のシリーズがスタートしました。

 

 

前回は、

 

①現場の実行レベルまで落とし込まれない計画

②「目標」「方向性」「手段」「成果」の区別がついていない計画

③抽象的な方向性だけ示して具体策は現場任せの計画

 

の3つの「計画の不備」を例に出し、詳細をご説明しました。

 

そして・・・、

 

「何をすれば戦略を実行したことになるのか?」

 

この質問を皆さんに投げかけ、自分たちの策定した戦略や計画は、「人が動く」レベルに達しているかどうかを振り返っていただきたいとお願いしました。

 

どんな戦略も、どんな計画も、それを実行する「人」が動かなかったら、何の意味もありません。

 

ということで・・・、

 

今週も引き続き「PDCAサイクル」をテーマに進めていきたいと思います。

 

 

2週に渡ってお伝えしてきたことを端的にいうと、

 

①「PDCAサイクル」は経営の基本動作であること

②「PDCAサイクル」が機能しない最大の原因は「P(計画)」にあること

③「P(計画)」は「C(指標)」としっかりと繋がっている必要があること

④「C(指標)」は結果指標に加え「戦略実行プロセス」にも直結していること

⑤「C(指標)」の効率的な集計には「SFA・CRM」」が必要であること

 

の5つに集約されます。

 
しかしながら、

ここまで述べてきたのはどちらかというとシステム寄りの話なんですよね。

 

これもいつも言ってることなのですが、

 

「完璧なITシステムがあれば人は動くのか?」

 

決してそんなことはないんですよね。

 

人間は理屈だけでは動かない生き物です。

 

「人」を動かす立場に立っている人なら理解しておくべき原理原則ですよね。

 

 

ちなみに「PDCAサイクル」の運用を妨げる要因を「人」を軸に見てみると、

 

ビジョンや目標、計画の本質を理解せずに、

「やらされ感満載なマインド」で取り組んでいる

 

といえます。

 

特に、リーダーが「やらされ感満載なマインド」になってしまうと、「PDCAサイクル」の「A(改善)」が機能しなくなります。

 

要は何が言いたいかというと、

 

「戦略」という名の計画(PLAN)と「実行結果」という指標(CHECK)は、

ある程度システマチックに創り上げることができても、

 

「戦略実行の最適化」となる改善(ACTION)だけは、「人」が「改善しよう」というマインドにならない限り機能しないということです。

 

つまり、戦略の実行状況が完璧にモニタリングされる環境を整えたとしても、その「PDCAサイクル」を運用するリーダーが「やらされ感満載なマインド」だと、戦略実行の最適化が蔑ろにされてしまうリスクが高まる、ということです。

 
「PDCAサイクル」が成果に結びつく形で運用されるかどうかは、

 

 

 

やはり「リーダー次第」ということですね。

 

 

 
SFA・CRMを導入してPDCAサイクルを最適化したいのであれば、リーダー教育はとても重要になります。

 

 

ちなみに新しい期を迎えるにあたって、翌期の予算や戦略をどこの企業も策定するのですが、その策定プロセスや判断基準は企業によって十人十色です。

 

リーダーが「やらされ感満載なマインド」になってしまう原因を作っているのは、その企業における戦略策定プロセスや判断基準にあるのかも知れません。

 

企業文化は、人を育てることもあれば、人をダメにしてしまうこともあります。

 

 

あなたの会社は、人を育てる企業文化が根付いていますか?

 

 

 

そして、

 

 

 

あなたの会社の企業文化を創っているのは

「あなた自身」であることを忘れないでくださいね。

 

 

 

 

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