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「7つの要素」七つめは!?③
2014年02月25日
この「7つの要素」七つめは、
非常に重要なテーマなので、シリーズ化して進めています。
このシリーズも今回で3回目になりますが、
前回ブログでは、以下の事項を宿題としてお願いしました。
「操作方法の習得」だけでは、「半分正解で、半分大間違い」ということを大前提として、
『入れれる』
『見れる』
『見せれる』
『使える』
というキーワードを軸に、七つ目にくる「重要な要素」を考えてみる。
みなさん、ちゃんと考えていただけましたか?
上記のキーワードだけでなく、六つ目の要素までの「お膳立てが揃った」ということを前提にして考えることも重要です。
ちなみに、
六つ目の要素までの「お膳立てが揃った」というのは
「人を軸とするPDCAサイクルを改革するお膳立てが揃った」
と考えるべきであり、
「SFA・CRMというツールを導入するお膳立てが揃った」
と考えるべきではない、
ということもお忘れなく。
それでは、本日の「SFA・CRM本音ブログ」に入っていきたいと思います。
【ツール選定ドタバタ劇】
あなた:
七つ目にくる「重要な要素は?」と質問されて「操作方法の習得」と答えるのは「半分正解で、半分大間違い」ということを理解した上で、前回の宿題を考えてみました。
MCネクスト:
ちゃんと考えたのですね?
あなた:
はい。
『入れれる』『見れる』『見せれる』『使える』の4つのキーワードを軸に、七つ目にくる「重要な要素」を考えました。
MCネクスト:
聞かせてください。
あなた:
ズバリ「教育」です。
MCネクスト:
「教育」ですか?
あなた:
はい。
SFA・CRMツールの操作方法の習得に加えて、活用するための「教育」が必要だと思います。
『入れれる』『見れる』『見せれる』は操作に関する話ですが、『使える』は活用の話だと考えました。
MCネクスト:
なるほど。
確かに「教育」という視点は間違っていないですが、大切な観点が抜けています。
あなた:
大切な観点ですか?
MCネクスト:
はい。
例えば、『見れる』について「教育」という観点から考えた場合、本当に「見るための操作方法」を教えるだけで十分でしょうか?
あなた:
・・・そう思いました。
『入れれる』『見れる』『見せれる』は操作に関する話で、『使える』は活用の話だと・・・。
MCネクスト:
『見れる』について、「見るための操作方法」を教育するだけでは不十分です。
あなた:
なぜですか?
MCネクスト:
ここでいう「見れる」とは、SFA・CRMに蓄積されるあらゆる情報を指しています。
あなた:
それは分かります。
MCネクスト:
あらゆる情報が蓄積されるということは、「顧客情報」「実績情報」だけでなく「案件情報」「活動情報」などの営業プロセスに関する指標も含まれます。
あなた:
確かにそうですね。
MCネクスト:
本当にいいんですか?
あなた:
えっ?
MCネクスト:
『見れる』情報には「実績情報」「案件情報」「活動情報」などの管理指標が含まれているのに「見るための操作方法」を教えるだけで本当にいいんですか?
あなた:
いや・・・。
MCネクスト:
何が言いたいか分かりますか?
あなた:
・・・。
MCネクスト:
ヒントは「なぜ?」です。
あなた:
えっ??
MCネクスト:
要は「なぜ見れるようになっているか?」ということです。
あなた:
あっ!
MCネクスト:
気が付きましたか?
あなた:
はい。
それぞれの管理指標が「なぜ見れるようになっているのか」について、その目的を教育する必要がある、ということですね。
MCネクスト:
仰る通りです。
SFA・CRMは「PDCAサイクルを改革するマネジメントプロジェクト」です。
従って、SFA・CRM上で『見れる』ように設定されている管理指標は、
「何らかの意図」があって設定されているはずです。
あなた:
はい。
確かにそうですね。
MCネクスト:
その狙いを教育を通じて伝えるのです。
あなた:
「見るための操作方法」をいくら教育しても、その指標をなぜ見る必要があるのか?、何が狙いなのか?を教育しなければ、「見れても見ない」という事態を招いてしまうということですね。
MCネクスト:
その通りです。
この観点が抜けているSFA・CRMの導入企業が結構多いのです。
あなた:
そうなんですね。
MCネクスト:
今週は「教育」という観点から『見れる』についてご説明しました。
あなた:
はい。
MCネクスト:
次週は、同じく「教育」という観点から『見せれる』について説明していきたいと思います。
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