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プロフェッショナルな本音ブログ

「7つの要素」七つめは!?②

2014年02月18日

前回のブログでは、

SFA・CRMの導入成否を分ける「7つの要素」の七つ目を説明しました。

 

あえて明確な答えは示さずに次のようなヒントを提示し、

一度じっくりと考えてみることをお願いしました。

  

<ヒント>

『入れれる』

『見れる』

『見せれる』

『使える』

 

「操作方法の習得」は「半分正解で、半分大間違い」

 

 

みなさん、ちゃんと考えていただけましたか?

 

 

ちなみに、1つだけ言い切れることがあります。

それは、ほとんど全ての企業が、SFA・CRMを導入する際に「操作に関する説明の場」を設けている、ということです。

そのことを前提に、本日の「SFA・CRM本音ブログ」に入っていきたいと思います。

 

 

 

【ツール選定ドタバタ劇】

 

 

あなた:

最後となる七つ目の要素に「操作方法の習得」を位置付けることが、なぜ「半分正解で、半分大間違い」なんですか?

 

MCネクスト:

先週、六つ目の要素までで「目的や活用プラン、システム設定などのお膳立ては全て揃いました」と述べました。

 

あなた:

はい。

 

MCネクスト:

何のお膳立てですか?

 

あなた:

へっ?

 

MCネクスト:

だから何のお膳立てが揃ったのですか?

 

あなた:

そりゃ、SFA・CRMを導入するお膳立てです。

 

MCネクスト:

なるほど。

SFA・CRMを導入するお膳立てなんですね。

では、お聞きしますが、「SFA・CRMを導入する」ってどういうことですか?

 

あなた:

はっ?

 

MCネクスト:

だから「SFA・CRMを導入する」って、すなわちどういうことですか?

 

あなた:

いやっ・・・、それは・・・・。

 

MCネクスト:

これまで散々述べてきたでしょう。

 

あなた:

・・・。

 

MCネクスト:

位置付けです。

 

あなた:

あっ!

 

MCネクスト:

思い出しましたか?

 

あなた:

はい!

プロジェクトの位置付けですね。

 

えっと、

SFA・CRMの導入を成功させるためにはSFA・CRMの導入を

 

「新しいITツールを導入するITプロジェクト」に位置付けるのではなく、

 

「PDCAサイクルを改革するマネジメントプロジェクト」に位置付ける、

 

という話でした。

 

MCネクスト:

その通りです。

 

「ツール」に焦点を当てるのではなく、

「人」に焦点を当てることが重要、

ということを何度も述べてきました。

 

従って、六つ目の要素まで揃った「お膳立て」というのは、

 

「人を軸とするPDCAサイクルを改革するお膳立てが揃った」

と考えるべきであり、

 

「SFA・CRMというツールを導入するお膳立てが揃った」

と考えるべきではありません。

 

あなた:

なるほど。

 

MCネクスト:

そう考えると、最後の要素に「操作方法の習得」が来るのは、「半分正解で、半分大間違い」だということを理解してもらえると思います。

 

あなた:

確かにそうですね。

 

MCネクスト:

もちろん、SFA・CRMの操作方法を習得してもらう必要はあります。

 

しかし、

「操作方法の習得」をいくら高いレベルでできたとしても、

PDCAサイクルの運用で活用できることにはならない、

ということです。

 

あなた:

はい。

 

MCネクスト:

つまり、

「SFA・CRMツールの操作方法を100%マスターしていること」と、

「SFA・CRMツールをPDCAサイクルの運用で活用できること」とは、

イコールにならない、ということです。

 

あなた:

要は、

SFA・CRMツールをPDCAサイクルの運用で活用するためには、もちろん操作方法の習得が必要になるが、

操作方法を習得したからといって、SFA・CRMツールをPDCAサイクルの運用で活用できることにはならない、

ということですね。

 

MCネクスト:

仰る通りです。

 

だから、

七つ目にくる「重要な要素は?」と質問されて、「操作方法の習得」と答えるのは、「半分正解で、半分大間違い」ということになるのです。

 

あなた:

よく理解できました。

 

MCネクスト:

では、話を前に進めましょう。

 

先週、最後の重要な要素のヒントとして、

 

『入れれる』

『見れる』

『見せれる』

『使える』

 

というキーワードをお伝えしました。

 

あなた:

はい。

 

MCネクスト:

どういうことですか?

 

あなた:

へっ?

 

MCネクスト:

だから、七つ目にくる「重要な要素は?」と質問されて「操作方法の習得」と答えるのは「半分正解で、半分大間違い」ということを理解されたのでしょう?

 

あなた:

・・はい。

 

MCネクスト:

そのことを踏まえて、お聞きしています。

このキーワードから何を考えなければなりませんか?

 

あなた:

分かりません。

 

MCネクスト:

少し考えてみましょう。

今週は、これが宿題です。

 

「操作方法の習得」だけでは、「半分正解で、半分大間違い」ということを大前提として、

 

『入れれる』

『見れる』

『見せれる』

『使える』

 

というキーワードを軸に、七つ目にくる「重要な要素」を考えてみてください。

 

あなた:

まさか・・・、今週ももったいぶる気ですか?

 

MCネクスト:

ひ・ひと聞きの悪いことを言わないでください。

最後となる七つ目の要素は、それだけ重要なので詳細に述べているのです。

 

あなた:

・・・。

 

MCネクスト:

では、来週お会いするときまでに考えておいてくださいね。

 

 

 

 

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