前回のブログでは、

ＳＦＡ・ＣＲＭの導入成否を分ける「７つの要素」の六つ目となる「⑥設定・開発」について述べました。

重要なポイントは次の3つであることをご説明しました。

①設定面・開発面の全体を把握するシステム管理者を位置づける

②自分たちで対応する範囲とシステム開発会社に依頼する範囲を明確に線引きする

③スケジュールを含める全体のコントロールは自社側で行う

しっかりとしたシステム管理者を位置付け、全体の主導権は自分たちが握ることの重要性をご理解いただけたと思います。

間違っても「ＳＦＡ・ＣＲＭを導入して数年たつが、導入当初から何も変わっていない」などという状況に陥らないようご留意ください。

ＳＦＡ・ＣＲＭは、戦略や重要課題に応じて柔軟に設定の変更ができることが大前提であり、営業活動のＰＤＣＡサイクルを軸に戦略的に活用していく道具であることをお忘れなく。

それでは「ＳＦＡ・ＣＲＭ本音ブログ」に入っていきたいと思います。

本日は「７つの要素」の最後の七つ目です。

【ツール選定ドタバタ劇】

あなた：

ＳＦＡ・ＣＲＭの導入成否を分ける「７つの要素」の七つ目を教えてください。

ＭＣネクスト：

承知しました。

「７つの要素」も最後になりましたね。

あなた：

はい。

ＭＣネクスト：

目的や活用プラン、システム設定などのお膳立ては全て揃いました。

あなた：

そうですね。

ＭＣネクスト：

最後の重要な要素は・・・。

『入れれる』

『見れる』

『見せれる』

『使える』

あなた：

は？

ＭＣネクスト：

だから、

『入れれる』

『見れる』

『見せれる』

『使える』

です。

あなた：

はあ・・・。

ＭＣネクスト：

ピンと来ませんか？

先日、このブログの読者から「あなたは鋭い人なのか、鈍い人なのか、良く分からない」と言われました。

あなた：

・・・すいません。

ＭＣネクスト：

別に謝るようなことではありません。

『入れれる』

『見れる』

『見せれる』

『使える』

です。

あなた：

ひょっとして・・・。

ＭＣネクスト：

ひょっとして？？

あなた：

ひょっとして・・・操作方法ですか？

ＭＣネクスト：

えっ？

あなた：

操作方法の習得ですか？

ＭＣネクスト：

なるほど。

そう来ましたか。

あなた：

正解ですか？

ＭＣネクスト：

はい！

半分正解です。

あなた：

半分・・？？

ＭＣネクスト：

はい。

そして、半分は大間違いです。

あなた：

大間違い！？

ＭＣネクスト：

はい。

大間違いです。

あなた：

どういうことですか？

ＭＣネクスト：

ＳＦＡ・ＣＲＭを導入して、定着や活用に失敗する企業のほとんどが、あなたと同じ「半分正解で、半分大間違い」をしてしまうのです。

あなた：

半分正解で、半分大間違い・・・。

ＭＣネクスト：

はい。

もう一度、先ほどのポイントを確認して、よく考えてみてください。

『入れれる』

『見れる』

『見せれる』

『使える』

あなた：

・・・。

やはりわかりません。

ＭＣネクスト：

なぜ「操作方法の習得」が「半分正解で、半分大間違い」なのか？

一度、じっくりと考えてみてください。

あなた：

ひょっとして、今週は答えを教えてくれない、ということですか？

ＭＣネクスト：

はい。

非常に重要なのでもったいぶることにしました。

あなた：

ちなみに、私は鈍くはありませんよ。

ＭＣネクスト：

・・・。

あなた：

鋭いとも言えないかもしれませんが・・・。

ＭＣネクスト：

とにかく考えてみてください。

なぜ「半分正解で、半分大間違い」なのか？