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ツール選定を間違える!?②
2013年12月03日
前回は、
初めて「SFA・CRMツールの選定」に焦点を当てる内容について述べました。
SFA・CRMツールの歴史的背景を説明し、
具体的な選定シミュレーションを途中で終わらせ、
「続きはセミナーで・・」という形にしました。
おかげ様で本日無事にセミナーを終え、
参加いただいた方にはお先に前回の続きの内容もお伝えしました。
この内容は、
セミナーに参加いただけなかった方々にも知っておいていただきたいので、
今週のブログからシリーズ化して進めていこうと考えています。
また、セミナーではお伝えできなかったことについても述べていく予定ですので、
受講いただいた方にも引き続きお読みいただければ幸いです。
それでは、ツール選定ドタバタ劇を簡単に振り返りながら始めていきましょう。
【ツール選定ドタバタ劇(前回の続き)】
あなたは社長の命令で、SFA・CRMの導入を検討する立場になりました。
そして3社のツールに絞り、営業担当者のプレゼンテーションを聞きました。
プレゼンの感想は、
「顧客管理機能、案件管理機能など、「機能」という側面だけを見るとそれほど大きな差は無い・・・」でした。
各社は、
プレゼンテーションを一通り終えた後、最後に次のようにアピールしてきました。
■A社
弊社のSFA・CRMは、「高い柔軟性と拡張性」を備えています。段階的に活用範囲を広げていくと共に御社の戦略やビジネス上の重要課題に合わせて柔軟にシステム設定を変更しながら活用されることをお勧めします。
■B社
弊社のSFA・CRMは、「非常に安価」です。今回、初めてSFA・CRMを導入されるので、リスクヘッジの意味合いも含めて、まずはコストを抑えて最低限の機能だけを利用する形で始められることをお勧めします。
■C社
弊社のSFA・CRMは、「あらゆる営業ノウハウ」が組み込まれています。営業コンサルティングの要素を機能として組み込んであるので、標準機能をそのままご利用いただくことをお勧めします。
あなたはどの会社のツールを社長に推薦しますか?
A社ですか?
B社ですか?
C社ですか?
あなたは判断に迷い、プロフェッショナルの意見を聞こうと考えました。
さっそく調べてみると、
株式会社MCネクストというツールに対して客観的な立場の
「SFA・CRMの専門コンサルティング会社」
が見つかりました。
SFA・CRM導入を絶対に成功させたいあなたは、
未経験者だけでプロジェクトを進めることのリスクを感じ、
アドバイザリー契約をオファーすることにしました。
あなた:
SFA・CRMのツール選定についてアドバイスが欲しいのですが・・・。
MCネクスト:
ツール選定の前にやるべきことがありますが、
前提条件抜きで敢えて評価すべきポイントを挙げるなら次の5つです。
【柔軟性】
【拡張性】
【操作容易性】
【設定容易性】
【企業スタンス】
あなた:
なるほど・・。
この5つの評価基準でツールを選べばSFA・CRMの導入は成功するんですね?
MCネクスト:
最適なツールを選んだからといって、
SFA・CRMの導入が成功するとは言い切れません。
あなた:
どういうことですか?
MCネクスト:
SFA・CRMの導入を成功に導くためには、
考えなくてはならない「7つの要素」というものがあります。
あなた:
7つの要素ですか?
MCネクスト:
ツールの選定は、この7つの要素の1つに過ぎないのです。
あなた:
その7つの要素について、教えてください。
MCネクスト:
ちなみに「7つの要素」に入る前に、
今回の「プロジェクトの位置付け」はどうなってますか?
あなた:
プロジェクトの位置付けですか??
MCネクスト:
SFA・CRMの導入に失敗する企業は、
スタート段階で「プロジェクトの位置付け」を間違えてしまうんです。
あなた:
プロジェクトの位置付け・・・。
MCネクスト:
はい。順を追って説明しますね。
と、いうことで次週から、
「プロジェクトの位置付け」と「7つの要素」について、
述べていきたいと思います。
シリーズ化して述べていきますのでお楽しみください。
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